いわき市の温室効果ガス排出量の半数を占める市内中小企業における脱炭素経営のスタートアップ期を支援し、早期に成功事例を創出して水平展開を図ることにより、地域の脱炭素社会への移行を促進することを目的として、専門家等による支援体制を構築して、地域企業における温室効果ガス排出量の算出及び削減目標の設定などを伴走支援し、企業活動における温室効果ガス排出削減に向けた取り組みを推進します。
このたび、温室効果ガス排出量削減に係る専門家等の支援を希望する市内企業を募集します。
支援内容
本事業では、支援対象企業に対し、専門コンサルタントと連携しながら下記①~③の項目を実施します。
①温室効果ガス排出量(Scope1※1、Scope2※2)の算定
②温室効果ガス削減行動と削減量の分析・簡易シミュレーションによる削減目標の設定
③目標値達成に向けた削減計画の策定
※1 Scope1とは?:事業者が自社で燃料の使用や工場プロセスにおいて企業自身が直接排出した温室効果ガスの排出量
Scope1の例:事業活動で利用する車両やボイラー、炉で燃料を燃やすときに排出される温室効果ガスの排出量
※2 Scope2とは?:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴い、間接的に排出された温室効果ガスの排出量
Scope2の例:購入した電気が発電される際に発生した温室効果ガスの排出量
支援対象企業の要件
本支援に応募できる企業は、次に掲げる要件を満たす事業者となります。
・脱炭素化対策に意欲的ないわき市内のものづくり企業であること。
・中小企業であること。(資本金3億円以下または従業員300人以下を満たすこと。)
・排出量の算定、計画の策定に必要となる社内データの確認、提出が可能であること。
・暴力団員ではないこと。および、暴力団員に関与していないこと。
※詳細は公募要領「3.応募資格」をご確認ください。
支援対象企業数
支援対象企業数:2社
※別途審査会を実施し、申請内容の説明や質疑応答により支援事業者を選定します。
支援実施期間
令和5年9月上旬~令和6年3月29日(金)
公募期間
令和5年8月7日(月)~令和5年8月31日(木) 17時まで
※申請は、必要書類を電子メールに添付にて提出してください(紙媒体での提出は不要です)。
公募要領
◆公募要領 資料2 排出量算定結果、シミュレーション結果報告書の例(PDF)
提出書類様式
お申込み・お問い合わせ先
公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会事務局
〒970-8026 いわき市平字田町120番地 LATOV6階 いわき産業創造館内
TEL:0246-21-7570 FAX:0246-21-7571
E-mail:icsn@iwaki-sangakukan.com 担当:長瀨