<開催終了>SDGsビジネス研究会「第2回セミナー」開催

ふくしま産業応援ファンド事業

 

 今般、世界的な流れとして、企業には、財務情報だけでなく環境・社会・ガバナンス等の社会的信用スコアが重視されつつあります。また、SDGsには、事業活動を通じた社会課題や地域課題解決に向けた取組み、長期的視点に立った持続可能性の観点からも、SDGsに取組むことは企業の企業価値向上・競争力強化のための有用な機会として期待されています。
 本研究会では、いわき地域の地域課題や産業課題と整合性の高い「環境問題」「エネルギー」「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」等を中心に、地域中小企業が地域循環型共生圏の概念を取り入れ、地域資源や地域特性を活用したSDGsビジネスの創出を図ることを目的に、セミナー・個別相談会を開催いたします。
 多くの企業様からのご参加をお待ちしております。

開催日時

令和5年12月18日(月)

【基調講演/取組事例発表】 14:00~16:50(受付 13:30~)
【個別相談会】 16:50~17:50(希望者のみ)

企業のみなさまの課題等について、トレ食(株)様・トラスト企画(株)様による個別相談会を実施いたします。
予約制・先着順(応募者多数の場合は、相談時間を調整する場合がございます。)
※尚、小松技術士事務所 所長 小松道男様におきましては、ご都合により個別相談会はございません。
(皆様からの質問に関しては、後日メール等で小松様よりご回答いたします。)

基調講演企業の取組み事例発表企業の取組み事例発表
テーマプラスチックが抱える環境問題とバイオプラスチックについて地球に優しいプラ原料へ「変身」廃棄植物の有効利用
〜セルロース抽出技術について〜
プラスチック使用量削減に寄与する未活用資源を活用した環境材料の製造及び製品開発と、独自の混錬技術によるセルロースを使用した製品開発
時 間14:00~15:30(質疑応答含む)15:40~16:50
講 師 / 登壇者小松技術士事務所 
所長 小松 道男 様
トレ食株式会社
専務取締役  沖村 剛 様
トラスト企画株式会社
代表取締役  椎名 弘直 様
内 容 プラスチックが直面している環境問題の本質と課題解決に資するバイオプラスチックについて、小松技術士事務所・所長 小松様の視点から解説いただきます。
 また、これらの内容を正しく理解するため、バイオプラスチックと生分解性プラスチックの関係や今後の可能性について、世界の最先端情報をご紹介いただきます。
 トレ食(株)〔南相馬市〕では、廃棄される野菜や植物から、環境に優しいプラスチックの代替原料として期待されるセルロースを効率的に抽出する(取り出す)技術を確立しました。連続運転可能な大型機械で製造した安価なセルロースを、プラスチック加工業者等に提供し、廃棄物の有効利用とともに、二酸化炭素削減につながる取り組みとして注目を集めています。今回のセミナーでは、本事業に関する開発経緯(従来のセルロース抽出方法との違いなど)や今後の展望等についてご講演いただきます。 トラスト企画(株)がこれまで取り組んできた素材加工技術のノウハウを生かし取り組んできた、プラスチック使用量削減に寄与する未活用資源(コーヒーかす、お茶かす等の植物由来残渣)を活用した環境材料の製造及び製品開発のほか、トレ食(株)と連携して取り組んでいる、独自の混錬技術によるセルロースを使用した材料、製品開発についてご紹介いただきます。
ご紹介アルプス電気(株)を経て、1993年に小松技術士事務所を設立。技術士【機械部門】、(公社)日本技術士会フェロー。(独)福島高専非常勤講師。プラスチック射出成形金型の開発、射出成形システムの研究、ポリ乳酸(PLA)射出成形ビジネスの事業化、超臨界微細発泡射出成形技術(MuCell)の研究、バイオプラスチック応用技術開発等を展開中。欧米のプラスチック技術、金型技術に精通している。日本、米国、ドイツ、フランス、英国、オランダ、スイス、カナダ、ブラジル、中華人民共和国、韓国で特許権(特許発明総数305個)、意匠権3件、商標権1件を保有。第7回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞受賞、平成29年度文部科学大臣表彰科学技術賞【技術部門】受賞、第1回気候変動アクション大賞受賞(環境大臣表彰)、令和2年度型技術協会技術賞受賞、(社)日本機械学会畠山賞受賞。

-著書-
「バイオプラの教科書」(日経BP。Amazon売れ筋ランキング第1位【資源・エネルギー】)
他、著書、専門誌・新聞記事等の著作多数
プラスチックの代替物として、セルロースを普及させ、環境に配慮した持続可能な社会を作ることを目的に、セルロース原料の供給やセルロースに関わる受託研究、コンサルティング事業などに取り組んでいる。環境新素材の開発・製造・販売を実施している素材メーカー。使用済みプラスチック資源の活用、バイオマス資源の活用など、これまで培った技術による素材開発に取り組んでいる。
1、未活用資源活用による樹脂素材(樹脂材料)
卵殻、コーヒーかす、木紛、紙くず等の捨てられてしまっている未活用資源を、用途に合わせて加工し、プラスチック樹脂もしくは生分解性樹脂に混錬し、通常のプラスチックと同様に加工でき、脱炭素化、プラスチック使用量の削減、廃棄物抑制に寄与する素材を提案、販売しています。
2、次世代環境新素材
天然由来の抗菌、脱臭、消臭等の付加価値素材
クッション素材(インテリアから工業資材、寝具まで幅広く使用可能な素材)

会 場

いわき産業創造館 セミナー室(いわき市平字田町120 LATOV6F)

対象者

SDGsビジネス研究会参画企業、本事業に関心がある中小企業 等

参加費

無料

定 員

30名

主 催

公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会(ふくしま産業応援ファンド事業)

案内チラシ・申込書

申込書(WORD)

案内チラシ(PDF)

上記より、申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、E-mail(icsn@iwaki-sangakukan.com)又はFAX(0246-21-7571)にてお申込み願います。

下記、お申込みフォームからのお申込みも可能です。

https://forms.gle/r1UW2iJoHcyRUu5p9

※申込期限:令和5年12月15日(金)

お問合せ・お申込み先

公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会(担当:横山・柴田・長瀬) TEL:0246-21-7570
FAX:0246-21-7571
E-mail:icsn@iwaki-sangakukan.com